歯のクリーニングとは?料金の相場や治療内容をチェック

虫歯の予防にもつながるという歯医者さんでの歯のクリーニング。プロに歯磨きをしてもらえば「虫歯予防も万全」と思えますが、気になるのはその費用ですよね。具体的な歯のクリーニング方法から相場まで詳しく解説していきます。

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歯のクリーニングとは何か?

「歯を綺麗にする」と聞くと、第一に思い浮かべるのは「歯磨き」だと思います。確かに、歯磨き粉を付けて歯ブラシでゴシゴシ磨くと、白くて綺麗な歯になるという印象が強いです。

しかし、歯磨きをしても歯を綺麗にできないケースもあります。歯の汚れというものは、放置すればするほど定着化してしまい、通常のブラッシングではその汚れを落とすことができなくなってしまいます。

歯のクリーニングは、そんな「通常のブラッシングでは落とせない汚れ」を落とす方法となります。

基本は「歯医者で歯を綺麗にする」こと

簡単に言えば、歯のクリーニングとは「歯医者で」「歯を綺麗にすること」です。別に歯医者で歯磨きをするというわけではなく、汚れの種類に応じた方法で、家庭でのブラッシングでは落とせない汚れを解消するというコンセプトになります。

そして、歯医者での歯のクリーニングには、大きく分けて「保険診療」と「自費診療」の2種類のパターンがあります。保険診療は要するに「治療目的」であり、自費診療の場合は「審美性を追求する」など、治療目的ではない場合の歯のクリーニングです。それぞれ、基本的な目的が異なり、追求することが多い場合は自費診療としてそれなりの費用をかける可能性があります。

保険診療は歯医者で歯石を除去する

まず、「保険診療のクリーニング」ですが、これは「歯周病治療」を目的とした「歯石の除去」が基本となります。基本的に「歯を綺麗にする」ことが目的なのではなく、歯周病を治療することが目的となります。

治療目的で保険診療という都合上、どうしても「検査」が必要になります。要するに検査してその結果、歯周病であると診断した上で、その治療のために歯石除去を行う、という流れになります。

自費診療は歯の汚れも落として審美性を高める

それに対して自費診療の歯のクリーニングは、歯石だけでなくその他の歯の汚れも徹底的に取り除く内容となります。もちろん、結果的に虫歯予防や歯周病予防となるケースが多いのですが、すぐにそれらの原因となるようなケースではなくても自費診療なので実施可能となります。

「通常のブラッシングでは取り除けない汚れを除去する」という点においては、保険診療の歯のクリーニングと同じです。しかし、保険診療が歯周病治療という名目があるのに対して、自費診療の歯のクリーニングは治療目的よりも「審美性追求」の意味合いが強くなります。

歯のクリーニングにかかる料金はどれくらい?

では、保険診療のクリーニングと自費診療のクリーニングで、かかる料金にどれだけの違いがあるのでしょうか?

保険診療であれば3,000円前後で利用可能

保険診療の場合は、3,000円前後で施術を受けることができます。歯周病の治療目的という都合であるため、保険診療による3割負担で3,000円前後となります。同じ治療を受ける場合でも何らかの理由で保険適用されない場合は、総額で10,000円まで費用が増加することになります。

また、通院回数が増加すれば、それだけ多くの費用がかかることになります。もちろん、それに見合うだけの治療効果は期待できますが、手間が増えることについては理解しておく必要があります。

自費診療の場合は20,000円ほどかかる場合もある

自費診療で歯のクリーニングを受ける場合は、5,000円~20,000円ほどかかる場合が多いです。ただし、自費診療は医療機関ごとに料金設定が異なるので、利用するコースなどによって実際に発生する料金は大きく異なります。

自費診療の場合は、保険診療のように施術できる内容が制限されることはありません。そのため、患者さんの口腔内の状態と、どこまで歯を綺麗にしたいのかといった兼ね合いで料金相場も大きく変動します。治療前の歯の状態が良くなく、相応の治療結果を望む場合はそれなりの支出を覚悟しなければならなくなります。

費用に関して不安がある場合は、本格的に治療に入る前に行われるカウンセリングで十分に確認しておきましょう。カウンセリングでのコミュニケーション不足は治療後の不満に直結しますので、満足の行く治療内容で終わらせるためにも入念な話し合いが必要になります。

歯のクリーニングの内容は?

最後に、それぞれの歯のクリーニングでどういった内容の施術を行うのかについて解説します。

専用の器具を用いて歯石を除去

保険診療の場合、歯周病の原因となる歯石の除去が基本的な内容となります。歯と歯茎の間の状態をチェックして、こびりついている歯石を専用の器具である「スケーラー」を用いて取り除きます。

スケーラーには、先端が鉤状になっている「ハンドスケーラー」や「超音波スケーラー」などを用います。使用する器具は場合によって異なりますが、共通する内容としては「狭い場所の歯石を取り除くことができる」という点です。

保険診療で行うという都合上、1回の施術で行える治療内容は限られてしまいます。そのため、歯石の付き方がひどい場合、数回に分けてこれを取り除くケースも少なくありません。定期的にこれを利用している場合であれば1回の施術で全ての歯石を取り除けるケースが多いのですが、初めて利用する場合は完了までに数回の通院を覚悟しなければならなくなります。

PMTCの場合は歯の清掃と研磨、フッ素塗布なども行う

自費診療で歯のクリーニングを受ける場合、歯の表面を綺麗にする施術が中心となります。保険診療の場合と比較して治療目的ではなくても利用できるため、健康な状態の歯の人でも気軽に利用することができます。

歯の表面を綺麗にするPMTCの大まかな流れとしては、第一に「染め出し」を行います。これは経験したことがある人も多いと思うのですが、特殊な薬液によって歯の表面の汚れを赤く染めます。これにより、歯の表面の汚れを視覚的にチェックしやすく、磨き残しが発生しません。

次に「歯の清掃」を行います。利用者の歯の状態に合わせて研磨ペーストを用いて、柔らかいブラシを中心とした専用器具を用いて歯の表面の汚れを完全に落としてしまいます。使用する器具は基本的にどれも柔らかいため、クリーニング中に痛みを感じることは少ないです。

歯の清掃が完了したら「フッ素塗布」を行います。清掃後の歯はフッ素の浸透がスムーズに行われ、虫歯に強い歯に作り変えるための土台が出来上がっています。使用するフッ素配合物は医療機関ごとに異なりますが、浸透させやすいジェル状のものや、フッ素塗布後に歯のつや出しのためのトリートメント剤を使用する場合もあります。

その後は、歯磨き指導や今後のPMTCについてのアドバイスなどを行うところが多いです。一度PMTCを受けても、その後の歯磨きが疎かになってしまうと、せっかく綺麗に洗浄した歯が再び汚れまみれになってしまいます。その防止のための正しいブラッシング方法の指導と、定期的なPMTCのための通院についてなど、歯の美しさと健康を維持するためのアドバイスを受けることができます。

結論:保険診療と自由診療で内容は異なるが、歯の健康を守る上で重要なこと

このように、保険診療と自費診療で歯のクリーニングの内容は大きく異なります。ですが、どちらの場合でも「歯の健康を守る」という点において重要なことであるということは同じです。本人では気が付きにくく、対処も難しい歯石や歯の汚れも、歯科医師の手によってしっかりと解消してもらうことができます。

受ける治療内容によって、得られる効果も大きく異なります。重要なことは、自分の歯の状態がどうであるかを正確に把握して、問題がある場合はそれをどこまで解消したいのかを明確にすることです。まずはお近くの歯医者で相談してみてください。

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