【原因&対策】笑うと歯茎が出るのはなぜ?ガミースマイルを治す5つの方法

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ガミースマイルの原因は?

笑った時に上の歯だけでなく歯茎まで見えてしまう「ガミースマイル」には、大きく分けて3つの原因が考えられます。

歯茎に問題がある

まずは「歯茎の問題」です。歯茎が通常よりも発達していることにより、笑った時にその部分が露出してしまいます。また、歯茎が歯に被っている状態の場合も、ガミースマイルの原因となります。

ただし、歯茎のみを原因としてガミースマイルの症状に悩むケースは珍しいと言えます。多くの場合は、後述するような他の原因と合わさってガミースマイルの原因となっています。とは言え、歯茎に問題があることで少し歯が見える程度に笑っただけでも歯茎が見えてしまうことで、コンプレックスを抱きやすくなります。

上唇に問題がある

次は「上唇の問題」です。この場合、上唇の「縦の幅」が短いために、通常であれば歯茎を隠せる幅を有するところがその機能を発揮できず、ガミースマイルとなってしまうのです。

また、上唇の形状等の問題ではなく、上唇を持ち上げる「筋肉」の問題であるケースもあります。上唇を持ち上げる筋肉が通常よりも発達している、つまり上唇を持ち上げる力が大きくなると、普通に笑おうとしても必要以上に唇が持ち上がってしまい、歯茎が露出してしまいます。

上顎の骨格や歯並びに原因がある

3つ目に「上顎の骨格」や「歯並び」が原因として考えられます。特に上顎の骨格に関しては、日本人によく見られる原因であるとされています。アジア生まれの人は、上顎などの口周りの骨が出っ張っているという特徴があり、これにより歯茎も長くなってしまう傾向にあるのです。具体的な症例としては、歯茎の骨に該当する部分の顎骨が前突している、あるいは骨が縦に長くなっていることが、ガミースマイルの直接の原因となります。

歯並びに関しては、歯そのものが低い位置に生えていることが原因となります。それに伴って歯茎と歯の境界位置も下がるので、笑った時に歯茎の大部分が露出してしまうのです。

これら骨や歯を原因とするケースは、ガミースマイルの原因の多くを占めています。前述の原因も合わせてガミースマイルの具体的な原因となっているケースも多いです。

ガミースマイルの治療法

次に、ガミースマイルを治療する方法について解説します。

歯肉整形

まずは「歯肉整形」です。これは、ガミースマイルの原因が歯茎にある場合に有効な治療法です。具体的な治療内容は、「歯茎部切除法」などが挙げられます。要するに、発達しすぎてガミースマイルの原因となっている部分の歯茎を切り取ってしまうというシンプルな方法です。

ただし、この方法でガミースマイルを解消することができるのは、ガミースマイルの原因が「歯茎のみ」の場合です。骨格など、別の要因も加わってガミースマイルの原因となっている場合には、歯肉整形を行ってもガミースマイルが解消できない、あるいは一時しのぎにしかならないケースが多いです。

この治療法を有効打にするためには、ガミースマイルの原因が歯茎以外には存在していないことを確定する必要があります。

ボトックス注射

次は「ボトックス注射」です。これは、上唇を持ち上げる筋肉の発達が原因でガミースマイルをもたらしている場合に有効な治療法です。ボトックス注射と聞くと、美容整形外科において顔のしわを解消する治療に用いられるイメージが強いかと思いますが、ガミースマイルの治療に有効な場合もあります。

ボトックス注射により、注射した局部の筋肉の働きを弱めることができます。これにより、上唇を過剰に持ち上げていた筋肉の動きを制限して、ガミースマイルを解消することができます。1回あたりの治療費が安く(5万円前後)、利用しやすいのがメリットですが、当然ながらデメリットもあります。

ボトックス注射は、半永久的に効果が持続するわけではなく、徐々にその効果は薄れて元の状態に戻ってしまいます。そのため、常にその効果の恩恵を受けていたいのであれば、数ヶ月~半年に1回のペースでボトックス注射を再度受けなければなりません。有効な手段としては、定期的にボトックス注射を受けるか、特定のタイミング(何かのイベントに参加する等)の時に利用するというのが現実的です。また、費用が少なく、大掛かりな手術にはならないので、お試しで利用してみるのも良いでしょう。

骨切り術

次は「骨切り術」です。これは、ガミースマイルの原因が骨や歯の前突にある場合に有効となる治療法です。特に、上顎の骨が大きく前突している場合(出っ歯になっている場合)に使用されることが多い治療法です。

ボトックス注射のように、施術後に元の状態に戻ってしまう心配がありません。また、それなりに大掛かりな手術とはなりますが、基本的に口の中から手術を行うため、顔に傷跡が残り、目立つということがありません。さらに、ガミースマイルの改善だけでなく、横顔のシルエットが美しくなるケースもあるといったメリットもあります。

しかし、顎の骨へのアプローチは、横顔のシルエットだけでなく、顔全体の印象を大きく変えてしまう可能性もあります。また、小鼻の幅が広がってしまうといったケースもあり、顔の印象に関する点はデメリットも含んでいます。

歯列矯正

最後は「歯列矯正」です。これは、歯の生え方が原因でガミースマイルをもたらしている場合において有効な治療法となります。また、骨切り術が有効な症例においても、一部については歯列矯正で解消できるケースもあります。

具体的な治療内容は、歯を上に長くする「歯冠延長術」を行い、その上でセラミック製の被せ物を使って歯茎を見えなくする「セラミック矯正」を行います。歯列矯正に関してはどういった歯並びであるかによって有効な手段が異なります。また、歯並びの悪さがガミースマイル以外にも及んでいる場合、より本格的な歯列矯正によってその全てを解消する必要が出てくるケースもあります。

自力でガミースマイルを治すには?

最後に、ガミースマイルを歯科医院ではなく「自力で」解消する方法について解説します。これは誰にでも有効というわけではなく、ガミースマイルの中でも程度が低く、ちょっとした工夫だけで歯茎を見せなくできる場合にのみ有効な手段となります。

簡単に言えば「笑い方を意識する」ということです。笑う時において上唇を大きく上げてしまえば、前述のような顎骨や歯並びの問題がない人でも歯茎は見えてしまいます。逆に、軽度のガミースマイル程度であれば笑い方に注意を向けることで、歯茎が見えるリスクを低下させることができるのです。

もちろん、日常生活において笑う時すべてに意識を向けることは難しいです。そのため、日頃から「歯茎が露出しない笑い方」のトレーニングを行い、無意識にその方法で笑えるようにすることが必要になります。

鏡を見ながら唇を上げすぎないことを意識して、唇の両端に指を当てた状態で笑顔の練習をしてください。練習を繰り返すことで、意識しなくても「歯茎の見えない笑顔」を実践できるようになるでしょう。

結論:コンプレックスを抱えるのならばガミースマイルは治療すべき

ガミースマイルは、「歯茎が見える」ということで無意識に笑顔が怖くなり、重度の場合は日常生活に支障をきたす場合もあります。命や健康を脅かすものでは無いとしても、日常生活の質を低下させるリスクを抱えて、ストレスを溜め込めば健康にも悪影響です。まずは、歯医者など医療機関で相談してみましょう。

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