妊婦さん必見!妊娠中に歯医者さんに行く時の3つの注意点

妊娠すると、体調が大きく変化します。さまざまなことに注意しなければなりませんが、その一つに「歯医者での治療」が挙げられます。無事に出産を迎えるためにも、妊婦さんが知るべき情報は網羅しておきたいところです。そこで、妊婦さんが歯医者に通院する時に気を付けなければならない3つのポイントを解説します。

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歯医者に通院するタイミングに注意

一つ目の注意点は「歯医者に行くタイミング」です。基本的に妊娠中どの時期であっても歯科治療は受けられます。しかし、通院するタイミングによって気をつけるべきポイントが異なります。

妊娠0~4ヶ月

妊娠4ヶ月目まで、つまり「妊娠初期」の段階は歯医者に行くことはおすすめできません。前述の通り、この時期であっても歯科治療を受けることにリスクが有るわけではないのですが、「歯医者に行くこと自体」がリスクとなるのです。

この時期はとにかく「つわり」などで体調を崩しやすい時期です。匂いにも敏感になり、吐き気を催してしまうこともあります。歯医者独特の匂いを嗅ぎ、治療のための器具を口に入れられることで極端に体調を崩してしまうことになるでしょう。できれば妊娠5ヶ月頃になって体調が安定するまで待ってからにしましょう。その間に虫歯等で痛みがあれば、応急処置でやり過ごしてください。

妊娠5~7ヶ月

妊娠5ヶ月~7ヶ月頃は、体調もかなり安定してくる頃です。もちろん体調が悪くなったり、何か医師から止められている理由がある場合は、歯医者への通院を控えてください。問題がなければ積極的に歯医者に通院し、虫歯や歯周病の治療、それらの必要がなくても歯や歯茎の状態をチェックしてもらって予防に努めてください。

妊娠8~10ヶ月

妊娠8ヶ月を過ぎる頃になると、再び歯医者への通院を警戒しなければならない時期になります。この時期でも治療そのものに問題はないのですが、「出産が近づいている」ということが問題です。

歯医者の診療台に座る時、腹部を圧迫してしまう可能性があります。また、臨月に入っている人の場合は「陣痛」がいつ発生するかわかりません。「切迫早産」について産婦人科の医師から伝えられている場合は特に警戒が必要になります。これらのリスクが有るため、この時期も歯医者に通院することは控えるほうが良いでしょう。急を要する様な症状であれば別ですが、それ以外の症状であれば応急処置や予防に努める程度に留めておき、産後に歯医者に通院することをおすすめします。

歯医者に行く前の注意点

次は「歯医者に行く前に注意しなければならないポイント」です。これはさらに細かく分けられますので、一つずつ解説します。

妊娠していることを伝える

まずは、通院する際に歯科医師に対して「妊娠している」ということをきちんと伝えることです。予約の電話の時に伝えておくと良いでしょう、最悪でも治療前の段階では医師に伝わっていることが条件です。

「お腹を見れば妊娠しているってわかるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、それが通用するのは妊娠後期になってからです。妊娠初期~中期にかけては、お腹も目立たず外見で判断しにくいため、きちんと妊娠中であるということが医師に伝わるように事前に申し出る必要があるのです。

体調が悪くなったらキャンセルを

歯医者の予約を入れても、当日になったら体調がすぐれない可能性があります。特に妊娠中期以外の時期には体調を崩しやすくなるので、無理してまで歯医者に行くことはおすすめできません。

当日になって体調を崩したら、無理せず歯科医院に連絡して通院日をずらしてもらうようにしてください。事前に「妊娠している」ということを伝えておけば、歯医者側もちゃんと理解してくれるはずです。無理して通院して、歯医者の中で何かトラブルを起こしてしまう方が迷惑がかかるということを理解してください。

母子手帳を持参する

歯医者に行く時には、できる限り「母子手帳」を持参することをおすすめします。母子手帳が無くても歯医者に行くことはできますが、母子手帳を持参することで歯科医師が妊娠経過と健康状態を把握できます。

産婦人科の先生に相談する

もし、歯の治療が必要になった場合には、歯医者に連絡する前にまずは産婦人科の担当の医師に連絡しておくことをおすすめします。これにより「歯医者に行っても問題ないか」「歯医者に行く際にどんなことに注意しなければならないか」ということをアドバイスしてもらえます。

妊婦さんが自分の歯について注意すべきこと

最後に、歯医者に行く前に、妊娠した人は自分の歯について普段以上に注意しなければならないということについて説明します。

妊娠中は虫歯や歯周病になりやすい

妊婦さんは「虫歯や歯周病になりやすい」という特徴があります。妊娠中はホルモンバランスの変化と唾液の性質の変化により、虫歯菌や歯周病菌が増加しやすくなります。また、妊娠初期は吐き気を伴うため歯磨きを丁寧に行えないことが多く、歯垢や歯石が蓄積しやすくなります。

つまり、妊娠中は普段よりも口の中の状態に気を配る必要があるということです。また、通常よりも歯医者のお世話になる可能性が高くなるということでもあります。ある研究報告によれば、重度の歯周病は早産や低体重児のリスクを高めるという話です。

治療目的ではないとしても、虫歯や歯周病は無いか、歯磨きなどのデンタルケアに問題はないか、といったことをチェックしてもらうためにも歯医者に通院するとよいでしょう。

歯医者の治療は基本的に赤ちゃんに無害である

出産にも悪影響となる可能性がある歯のトラブルは、やはり歯医者で治療を受けることが一番です。妊娠している人が最も恐れていることは「歯医者での治療が赤ちゃんに悪影響を及ぼすのではないか?」ということです。麻酔やレントゲンなど、何となく悪影響となりそうなイメージのある治療内容が多い歯科治療ですから、どうしても警戒心を抱かざるを得ないのは理解できます。

しかし、基本的に安全であることを理解しておきましょう。麻酔は「局所麻酔」ですし、レントゲンも口部分に限定して使用されます。「危険かも?」と気にしすぎることは、それ自体がストレスとなり、体調を悪くしてしまう恐れがあります。

危険性があるとすれば「鎮痛剤」です。歯科治療後に発生する痛みに対処するための鎮痛薬が処方されることがありますが、強い鎮痛剤の中には妊娠中の使用が禁止されているものがあります。もちろん、妊娠中であるとわかっていれば安全な鎮痛薬を処方してもらえますので安心してください。

重要なことは治療前に「妊娠中である」と伝えることです。患者さんが妊娠中であると医師が理解していれば、影響の出るような治療法や薬を処方することはあり得ません。安全に治療を受けられると理解すればストレスを感じることも無いでしょう。

まずは産婦人科で相談を。その上で妊娠中であると歯科医師に伝える

妊娠中は歯のトラブルが起きやすく、歯周病は出産についてのトラブルを起こすリスクがあります。応急処置や予防措置で済ませられれば良いのですが、どうしても歯医者を利用しなければならないというケースも出てくることでしょう。

そんな時には、産婦人科の担当医に相談してから歯医者に行くことにしましょう。歯医者への通院時には、歯科医師に「妊娠中である」ことをきちんと伝えることを忘れないでください。そうすれば、妊娠中の人でも安心して歯科治療を受けられます。ただし、妊娠中でも歯科治療は受けられますが、注意しなければならないこともあるということを念頭に置いて行動しましょう。

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