虫歯の治療期間はどのくらい?平均の通院回数と料金の相場をチェック

虫歯治療と聞くと「何回も歯医者に通院しないといけない」というイメージがあります。では実際に虫歯治療を受ける場合、どれくらいの通院期間・回数を必要とするのかについて解説します。

虫歯

虫歯治療にかかる期間や回数は?

虫歯治療は「虫歯の進行状況」によって期間と回数が異なる

まず基本的なこととして虫歯治療というものは「虫歯の進行状況」によって治療に必要な期間と通院回数が異なります。一言に「虫歯」と言っても、その進行度合いによって必要な治療は異なります。それに伴い、完治までに必要な時間およびその間の通院(治療)回数も変化する、ということです。

簡単に言えば、軽度な虫歯であれば数回あるいは1回の通院で虫歯を完治させることができます。一方で重度の虫歯の場合は4回以上の通院を必要とするケースが多くなります。

初期段階なら1回の通院で治療できる

まず、虫歯の初期段階での治療の場合は、最低で初回1回だけの通院で治療が完了することが多いです。この場合、虫歯治療の代名詞とも言える「歯を削る」ような治療を必要とせず、歯のクリーニングやブラッシング指導、フッ素塗布を行うに留まることが多いです。1回の治療にかかる時間は最大でも30分に留まることが多く、少ない負担で治療を受けられます。

この時点では虫歯がエナメル質を溶かしている程度が弱く、虫歯の悪化を防ぐための治療(指導)がメインとなるため、今後も定期的な通院を受けることで歯の寿命を長引かせることもできます。

中程度の虫歯だと2~3回の通院が必要になる

ある程度、虫歯が進行している場合の治療回数は2~3回に増加します。虫歯の影響が歯のエナメル質を溶かすほどに及んでいる場合は、虫歯部分を削り、削った部分に詰め物をして治療を完了させます。虫歯が象牙質にまで及んでいる場合は、施術に際して麻酔を行うこともあります。

象牙質にまで及ぶほどの虫歯の治療の場合、1回の施術にかかる時間は30分以上となることが多いです。この程度の虫歯であれば通院回数も最大で3回程度であり、通院開始から完治までにそう長い期間を必要とするケースは少ないです。

重度の虫歯は4~5回の通院を覚悟しなければならない

最後に、重度の虫歯の治療の場合です。具体的な症状次第ではありますが、一般的な治療内容であれば4~5回の通院を必要とします。既に詰め物では虫歯を治せないレベルにまで達しているため、治療内容としては被せ物や入れ歯などを必要とします。

重度の虫歯の場合、虫歯が歯髄にまで達してしまっています。そのため、治療においては歯の神経を綺麗にする治療を必要とします(根管治療)。その後、歯を残せる程度の虫歯であれば被せ物(クラウン)を、歯を残すことができない場合は抜歯した後に入れ歯やインプラント治療を行います。

1回あたりの治療に必要な時間は30分以上になることも多いですが、やはり完治までに必要な通院回数が増加することがネックになります。特に、抜歯を必要とする場合、欠損した歯をどういった方法で補うかによって完治までに必要な期間が変動します。

虫歯治療の料金相場は?

次に、虫歯治療に必要な費用の相場について解説します。実際には、利用する治療法によって異なりますので、治療を開始する前に担当医に十分な確認を行う必要があります。

初期段階なら1,500円~3,000円で済む

まず、治療する虫歯が初期段階の場合であれば、最大で3,000円程度で済むことが多いです。大掛かりな治療も通院回数も費用であるため、完治までに必要な費用は少なくて済みます。

中程度だと10,000円かかる場合もある

虫歯が進行して中程度の虫歯を治療する場合は、場合によっては10,000円以上の費用がかかる場合もあります。中程度の虫歯の治療では、削った部分に詰め物が必要になりますが、軽度の場合と異なりいわゆる「銀歯」のような詰め物を必要とします。

ここで費用がかかるケースは「詰め物の種類」が大きく関わることになります。銀歯のように保険適用の詰め物であれば安く済むのですが、銀歯にはさまざまなデメリットもあります。そのデメリットを回避できるような詰め物を利用したい場合は、費用がかさむことになります。

重度の虫歯は保険適用でも20,000円かかることがある

虫歯がかなり進行して、歯の保存が難しいレベルでの治療となる場合だと、保険適用(3割負担)されても20,000円ほどの治療費がかかるケースがあります。安くても10,000円前後の費用になる事が多く、相応の医療費負担を覚悟しなければならなくなります。

既に虫歯の影響は神経にも及んでいるため、歯の治療だけでなく歯の神経に関する治療も必要になります。一度の通院で実施可能な施術は限られており、どうしても通院回数が増加してしまいます。その分だけ、治療費もかさんでしまうのです。

特に、自由診療に該当する治療法を選択する場合だと、医療機関ごとに異なりますがかなりの費用を必要とすることになります。歯を残せずに欠損部分を人工歯に置き換える場合において、その治療法や使用する素材によっては、自費診療で10万円以上の費用を必要とするケースもあります。

最新の技術や審美性を高めると保険適用外、治療費も相応にかかる

治療費が高額になることは避けたいのですが、場合によってはどうしても治療費が高くなるケースがあります。治療費に関わる重要なポイントは「保険適用の有無」です。治療に関する費用の多くは保険適用により3割負担となるのですが、適用外の内容としては「最新の技術」「審美性の高い治療」が挙げられます。

最新の技術は保険適用の許可が出ておらず、審美性の高さは治療目的ではないので保険が適用されることはありません。メリットも多い方法ではありますが、その分だけ高額な医療費を負担しなければならないのです。

虫歯治療の期間や費用を抑えるためには?

虫歯治療を保険適用範囲内で完治させる場合、虫歯治療の期間や費用を抑えるためのポイントは「通院回数を少なくする」ということです。しかし、さまざまな事情によって一度に行える治療は限定されてしまいます。つまり、「いくら時間がかかっても良いから、通院数回分の治療を一度に」ということは不可能なのです。

言い換えれば、通院回数の少ない症状のうちに歯医者に行って治療を受けるということが必要になるのです。ですが、誰もが初期症状のうちに虫歯を自覚して、歯医者に行けるというわけではありません。気がついた時には虫歯がかなり進行してしまっていた、ということも珍しくありません。

確実に初期段階のうちに虫歯治療を開始する、通院回数を少なくするためには「定期検診」がお勧めです。定期検診を受けることにより、定期的に歯科医師による口腔内チェックが行われ、虫歯の初期段階で対処が可能になります。

とは言え、定期検診という通院回数を無条件に増やすアクションでは本末転倒だと思われるかもしれません。しかし定期検診であれば大掛かりな治療を必要としませんし、費用もそこまでかかりません。何より、健康な歯を高齢になるまで維持できるという点はかけがえのないメリットとなります。

結論:定期検診で早めに虫歯を治療することが重要

このように、虫歯治療は虫歯が進行している状態で治療を開始すると、通院回数が増加して費用も増加します。回数と費用を抑えて虫歯を完治させたい場合は、初期の段階で治療を開始して虫歯を進行させないことが重要です。そのためには、丁寧な歯磨きなど日頃のデンタルケアが必要不可欠ですが、定期的に歯医者で口の中の状態をチェックしてもらうことも重要です。

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