歯医者でのレーザー治療とは?治療内容は安全?治療を受けるメリットも解説

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歯科治療のレーザー治療は本当に安全?

昨今、技術の進歩により医療現場にはさまざまな「レーザー」が導入されています。治療や美容など、さまざまな場面でレーザーの名前を聞きますが、歯医者で受ける治療にもレーザーが導入されていることをご存知でしょうか。

しかし、皮膚に受けるのであればまだしも、口腔内にレーザーを照射するとなると、どこか抵抗を感じてしまう人が少なくありません。歯や歯茎を傷つけるのではないか、それが素で口腔内トラブルの原因になるのではないかと不安に感じてしまうのも当然です。

ですが、歯医者でのレーザー治療の安全性については特に問題ありません。既に10年以上のレーザー歯科治療の実績がある歯医者では、むしろ従来の歯科治療よりも楽に、少ない負担で治療を受けられたという意見が多いです。従来の施術とは異なるメリットも多く、その点が患者さんから評価されているのです。

唯一の危険性としては「目にレーザーが当たる」ことのみがリスクとして挙げられています。しかし、施術の際には細心の注意を払っていますし、レーザーから目を守る防護メガネ(サングラス)によって安全性が確保されています。その他のリスクについても事前に理解をしておけば全く問題ありません。

そもそも、身体に危険性の高い施術を一般の歯医者で提供できるような普及がなされるわけがありません。安全性が高いからこそ、医療現場で実際に使用されているのです。

もちろん、施術を担当する医師の技量も重要ですが、口コミを見ればどこの歯医者であれば満足度の高いレーザー治療を受けられるかがわかります。

レーザー治療の種類

次に、歯医者で使用されているレーザーの種類について解説します。

半導体レーザー

「半導体レーザー」は、別名「ダイオードレーザー」とも呼ばれる種類です。さらに分けると「低出力タイプ」と「高出力タイプ」の2種類のレーザーがあります。

低出力タイプは、口内炎の消炎治療や知覚過敏の治療、傷口の消毒目的で使用されることが多いです。高出力タイプは歯茎の切開や歯の根の治療、歯茎の黒ずみの除去などに用いられます。また、レーザー治療器の機種によっては虫歯の探査を行うこともできます。

ヘリウムネオンレーザー

「ヘリウムネオンレーザー(HeNeレーザー)」は、粘膜の腫れや炎症を抑える目的で使用されるレーザー治療器です。痛みを軽減する効果も期待でき、傷口の消毒や口内炎の消炎治療、顎関節症の痛みを緩和するためにも用いられることがあります。

炭酸ガスレーザー

「炭酸ガスレーザー」は、日本の歯科医院において最も広く普及しているタイプのレーザー治療器です。歯茎を切る目的や、止血効果の高さが評価されています。また、レーザーの熱により虫歯を蒸発させて消失させたり、傷口の殺菌と治癒の促進の効果にも優れています。

ネオジムヤグレーザー

「ネオジムヤグレーザー(Nd:YAGレーザー)」は、外科治療を行う医療全般で広く用いられているレーザー治療器です。止血効果が特に高く評価されています。前述の通り外科手術に用いられることが多く、歯茎や粘膜、顎の骨を切る際に用いられます。止血効果が高いので、外科治療の際の出血量を抑える効果が期待できます。

エルビウムヤグレーザー

 

「エルビウムヤグレーザー(Er:YAGレーザー)」は、痛みが少ないタイプのレーザー治療器です。その理由は、レーザーの光を水で冷却しながら使用することにより熱の発生が緩和され、熱による痛みを軽減することができるのです。歯科治療においては、虫歯を削ったり顎の骨を削る治療に用いられることが多いです。

 

Er,Cr,YSGGレーザー

「Er,Cr;YSGGレーザー」は、他とは違う「水を使ったレーザー」を用いる治療器です。傷みが少なく、歯を削る治療に用いる場合には静かに歯を削ることができるというメリットがあります。また、虫歯予防や歯周病・口内炎の消炎治療、根管治療など広く用いることができます。

レーザー治療のメリット

次に、レーザー治療を利用することのメリットについて解説します。

治療時の痛みや不快感が少ない

まず第一に挙げられるメリットは「痛み」や「違和感」が少ないという点が挙げられます。歯医者での治療の代名詞といえば「虫歯治療」です。虫歯治療と聞いてイメージするのは、歯を削る器具の音と衝撃、子供はもちろん大人でも苦手意識を払拭することが難しいものです。

しかしレーザー治療の場合は、虫歯治療に適したタイプのものを使用することを前提とすれば、歯を削る際の音と振動は極めて小さく抑えられています。そのため、虫歯治療の際には麻酔を使用しない、あるいは少量使用するだけに留まります。治療中および治療後の痛みや違和感を抑えられるため、楽に治療を受けられます。

出血量が少ない

次に「出血量が少ない」というメリットです。歯科治療では、歯茎の切開などを必要とするケースも珍しくありません。ですが、レーザー治療では切開時の出血が最小限に抑えられます。

また、出血量が少ないということは「切開している部分がきちんと確認できる」という点もメリットになります。これにより、従来では出血による正確な治療が困難であったケースにおいても、少ない出血量による患部確認により施術の正確性が増すことになります。

さらに、出血のリスク低下は「手術後」にも同様に恩恵があります。従来の歯科治療では、細心の注意を払っても施術後の出血の可能性があり、そこから菌が入り込むことで余計な口腔内トラブルの原因となることがありました。しかし、レーザー治療であれば手術後の出血リスクも抑えられるため、その心配も少ないです。

治癒にかかる期間が短い

手術中及びその後の痛みや違和感、出血量が少ないことにより、手術後の治癒に必要な期間が短くて済むケースが多いです。より早く通常の生活に戻れるため、術後の生活の質を素早く回復させることに寄与します。もちろん、受けた治療や体質などにも依存しますが、早く治癒する可能性が高いというメリットは無視できるものではありません。

レーザー治療のデメリット

次に、レーザー治療を利用することのデメリットについて解説します。

治療にかかる時間が長い

まずは「治療時間が長い」ということです。術後の治癒期間こそ短くなるケースが多いものの、施術に必要な時間は従来の治療よりも長引くケースがあります。前述の通り、痛みや違和感は少ないのですが、治療における拘束時間が長引く可能性があり、忙しい人にとってその合間に受ける治療としては適さない可能性があります。

保険適用外となる場合がある

また、「保険適用外」となる場合があるという点もデメリットになります。これに関しては、症状や治療内容によって適用条件が異なります。もし、保険適用外になる治療内容となれば、高額な医療費を負担しなければならなくなります。治療を受ける前に、その点については担当医にきちんと確認をとっておくことをお勧めします。

結論:歯医者のレーザー治療は安全でメリットも多い

自分の体、それも無防備な歯や歯茎にレーザーを当てることに抵抗を感じることは仕方がないと言えます。しかし、既に相応の実績があり、施術における安全性とメリットは十分に立証されていると言えます。デメリットが無いわけではありませんが、メリットの多い治療法でもあるということを理解して、機会があれば利用することを検討してみてください。

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